オタクじゃないほうのブログ

日記とか仕事のこととか

肌質改善、ダーマペン4やってみた

毛穴の開きが気になっていたので、毛穴に効くらしいダーマペン4という施術を美容皮膚科でやってもらった。昨日の午前中にやってもらって、これが一回目です。

 

秋のキャンペーン価格ということで、通常料金から2000〜3000円ぐらい安くなっていた。

麻酔クリームと薬剤(レチナールアクティブだったかな)との合計で25000円ちょっと。

 

 

施術当日、完全なるすっぴんで向かう。施術室に入ったらメイク落としや洗顔フォームが用意してあり、顔を洗うよう言われたので洗う。

なぜかメイク落としや保湿クリーム、BBクリームなどの入ったサンプルのセットをもらえたのでありがたく頂戴する。

 

麻酔クリームを顔全体にこってり塗ってもらう。ひんやりして気持ちいい。そのまま30分放置。

そのあと普通に洗顔する要領で麻酔クリームを洗い流すんですが、たしかに顔の感覚が麻痺しているのを感じた。

 

で、施術開始。私は勝手に脱毛みたいな、スポットごとに当てていく系かと思ってたんですが、「シェーバー系」の当て方だった。顔の上をすべらせていく感じ。

痛みはそんなになかったです。鼻とか頬骨とかの骨のあるところは痛いって聞いてたんですけど、そのへんは麻酔が効いていたから別に痛くなかった。痛かったのは左のフェイスラインだけで、多分そこだけあんまり麻酔効いてなかったんだと思う。

施術中の痛みで言えば、脇脱毛のほうが痛かった。全然耐えられるレベル。ただ音が結構うるさいので当てられる前は結構ドキドキする。

 

痛みより気になったのはダウンタイムですね〜。終わったあとは顔まっかっか。特に鼻の頭(メガネの鼻あてが当たるところ)がけっこう出血してる。マスクして帰ったんですが、おでこの赤みが気になる……。

午前中に施術したんですが、夜になってもあんまり赤みは引いてない。そして翌日(今日)の午後には友達と会う予定が入っている。果たして大丈夫なのか?

 

 

施術後12時間経ったらメイク可能とのことだったので、普段よりしっかりめにベースメイクして(ほんとはあんまり化粧しないほうがいいんでしょうが…)会った友達に顔を見せたところ、「全然気にならないレベル!」と言われました。よかった〜。ただちょっと薄暗い店内で顔見せたからかもしれないです。

 

なお、しっかりめベースメイクと言っても、ケイトの下地(プロテクションエキスパート)+毛穴パテ職人の緑色の下地(特に赤いところのみ)+ケイトのBBクリーム(特に赤いところのみ)+マキアージュの粉ファンデぐらい。私はベースメイクで厚塗りすればするほど毛穴落ちする呪いにかかってるのでフェイスパウダーはなし。

 

ちなみにこれは全然別の話なんですが、いろいろ試した結果、夏場に一番毛穴落ちがマシでカバー力もそれなり、そしてテカリもそれなりに抑えられたのは

ケイトのプロテクションエキスパート+マキアージュ粉ファンデ

の組み合わせでした。部分下地とフェイスパウダーは基本なし。エテュセの部分用下地はときどき使ってました。

それまではずっとマキアージュの下地使ってたんですが、夏になると結構毛穴落ちするようになったのでケイトのに変えました。安いしSPF50だし。涼しくなってからはマキアージュの下地に戻しました。別に年中ケイトでもいいと思うんですが、マキアージュのほうが伸びが良くて時間がないときにささっと塗れるので、ただの仕事の日はマキアージュ使ってます。

↑これね。

 

 

ダーマペンの話に戻りますが、施術翌日の夜である今、結構赤みは落ち着いてます。明日の朝にはだいぶ引いてるかな?という予感。

私は生まれつきアトピー(成人してからはかなり良くなりましたが)の肌激弱雑魚雑魚人間なので顔面めちゃくちゃ血まみれになったらどうしよ〜と心配してましたが、0.9〜1.5mmというちょっと深めの針でもそこまでひどい出血にはなりませんでした。肌の弱さと出血はあんまり関係ないのかな?

 

施術翌日で心配でしたが、普通に友とのカフェを楽しめたので良かったです。ダーマペン4気になってるって人の参考になったら嬉しいです。


f:id:synr777:20231008232732j:image

 

 

宝塚という楽園を観に行った

大学生ぶりに宝塚を観に行った。

 

f:id:synr777:20230420105231j:image

 

応天の門』という漫画が原作。在原業平菅原道真がダブル主人公のミステリー兼政権騒動みたいな感じ。平安時代のシャーロックとワトソンみたいなもんだと思ってる。

 

 

座席が取れなかったので最後尾の立見席1500円で観た。劇の後半に脚はまあまあしんどくなったが、まあ観られないことはない。ただぺたんこ靴で健康な状態じゃないと私はきつい。隣の人はパンプス脱いで立ってた。

 

菅原道真役のトップスター・月城かなと様、大変お美しい。声が良かった。私の中の菅原道真のイメージまんまだった。他の男役の人は無理して低い声出してる女の声、って感じだったけど、道真だけは違和感なくて少年役の女性声優みたいだった。

あと帝の声もイメージまんまだったな、幼くて人が良くてちょっと愚かな年若い帝。傀儡。

 

平安貴族男性が裾を垂らして歩くのってエロい。

あと、検非違使の衣装はかっこいい。

 

劇のストーリーについては、私は原作既読で行ったんだけど、時系列がいろいろミックスされてて逆に混乱した。でも私は原作の人間関係もあんまり理解できてないのであまり深く考えずに楽しんだ。

昭姫役の海乃美月様、めちゃくちゃに小顔だった。いい女感が強い。唐服がよく似合っていた、お美しい姐御……………

 

 

 

休憩時のトイレ、爆混み。ほぼUSJ。私と友は一旦劇場を出て近くにある商業施設のトイレを借りた。

 

 

 

後半、前知識ゼロで始まった、ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』。

 

長身脚長短髪女性のパンツスーツ姿大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

嘘?股下3メートルあるし顔がどら焼きぐらいしかない。

ここが地上の楽園? 顔がいいパンツスーツの短髪女性のダンスを見ること以上に気持ちいいことってあんまりないだろ。

 

パンツスーツの男役が横一列にズラーーーーーッと並んだときは壮観すぎた。こんなの1500円で観ていい景色? マジで? 全員揃いも揃って背が高い。顔が小さい。ここには顔のいい・スタイルのいい・ダンスができる・歌がうまい・演技のできる女しかいない。なんだこの選ばれに選ばれ抜いた世界の頂点一握りに君臨する人間のみで構成された楽園? そしてそういう人間たちのパフォーマンス・歌声を、金を払ってゆったりと鑑賞するという贅沢。これが資本主義?

 

 

宝塚の魅力の一つはあからさまな「ヒエラルキー」にあると思った。

ジャンヌたちはその衣装によって位の高さが観客にもすぐわかるようになっている(詳しく知らないけど、そうだよね?)。とりわけトップの人間が身につける、クジャクの2000倍ド派手な絢爛豪華な衣装…………。ああ、この人間が「頂点」なのだ、と目にした瞬間にわからせられる。衣装が、観客には「威厳」を示し、それを身にまとう本人には否応なく「自負」をもたせる。

 

また、トップスターは階段を「下りてくる」。我々と同じ場所から上に上っていくのではない。天幕に覆われて観客には見ることすらできない高みから、一人で悠然と、我々のいる地上まで下りてきて「目線を合わせてくださる」のだ…………。

 

「これ」だよ。才色兼備の人間しかいない宝塚という世界の、さらに頂点に君臨するたった一人の「王」。圧倒的高みにある玉座を仰ぎ見るような感覚、これが言いようもなく気持ちいい。

 

 

 

 

宝塚のほか、雨の中震えながらの東京観光もした。


f:id:synr777:20230420113538j:image

上ると出世するらしいデカい階段を滑落に怯えながら上ったり


f:id:synr777:20230420113639j:image

ライトアップされた藤の花を見たりした。「季節」を感じろ。

凡俗

スラムダンクの映画を観たのでバスケの試合を観に行った。


f:id:synr777:20230405234659j:image

個人的には野球観戦より面白かった。唯一私がちゃんとやったことのあるスポーツはラクロスだけなんだけど、そこはかとなく戦術とかが似てる気がして「おっ、なんか後半からプレッシャーキツくなったな」とか「今ピックかけたな(←バスケではスクリーンって言うらしい)」とかがわかって楽しめた。北海道の小柄な選手がガンガン内に切り込んでいくのがカッコよかった。

 

野球好きの人に再び誘われたので来月は野球を観に行く。バズーカカメラ持ってる人の隣で知らない人たちについての熱い解説を聞きながら試合を眺めます。野球はやっぱり金のかけ方とか客の人数が段違いで、お祭り騒ぎ感があるところが好きだな。人混みは嫌いだがお祭りは好き。みんな楽しそうだから。満員電車は苦痛の空間なので嫌い。

 

ダンサーのお姉さんたちがエッチでダンスうまくてかっこよくて惚れそうだった。

 

 

 

最近マッチングアプリをやってみてるんだがほんとに誰も彼も似たり寄ったり!それかテンプレ使って入力してるからここまでみんな似通ってしまうのかな。凡俗の見本市って感じで食傷気味である

 

やっててわかったのは

・漫画読んでる人よりアニメ見てる人のほうが多い

・活字本読んでる人はかなり少ない(純文学読んでる人を見かけたこと、いまだ無し)

小説読んでる人は本当におらん!というか小説読んでるような人はマッチングアプリやらないのかもね。まあ私も小説を介して人と仲良くなりたいと思わないのでプロフィールにはあんまり書いてないけど。

 

あと、人々がプロフに書いている趣味

・映画(アマプラ、ネトフリ)

・旅行(国内、温泉)

・ゲーム(APEX、ポケモン

・サウナ

・スノボ

・飲み

・アニメ

・漫画(チェンソーマン、ブルーロック)

・野球観戦

・古着

↑これで男性人口の9割ぐらいカバーできるんじゃないか?野球好きほんと多いな〜。あと旅行な。

こうなってくると好きなものより嫌いなものが聞きたい。上記の好きなものってまあ良くも悪くも「当たり障りのない」ものばっかりでその人の人格がさっぱり見えてこない。嫌いなもののほうが人格出る。

 

最近インターネットのやり方がわからなくなってきた。本当はこういう俗っぽいことは書かないつもりだったんだけど誰のために書かないようにしてたんだっけ?わからない。ネット上の人格は私生活の人格と別物ではあるが虚構にはしたくない。私は何のためにこのブログを作ったんだっけ?私は昔自分が書いた文章を読み返すのが好きなので、こういう書かないと忘れていくような物事を記録していきたい。紙の日記帳も持ってるけどやはり学生じゃなくなってから机の前に座らなくなって3日分ぐらいしか書いてない。

 

本屋で本を買った

品ぞろえが良い本屋は好きだが人が多い本屋は好きではない。詩歌のコーナーを見たあとは人が少ない哲学書や自然科学、語学書のコーナーに逃げ込む。最近はめっきり新しい(読んだことのない作家の)小説を買わなくなってしまった。

今は小野不由美十二国記をもっぱら読んでいるがとても面白い。いいかげん三体も読みたい。


f:id:synr777:20230204160130j:image

 

買った。春日井健のはISBNがついてないやつだった。昔の本のようにパラフィン紙がカバーになってる。なんかレアリティあんじゃん♪もしかして掘り出し物か?と思ったけど普通に平成26年に第4刷発行だった。

 

詩集とか歌集って頭の方に良作が集まってるのが多いと感じるんだけど、それは実際にいい作品を頭の方に集めてるのか、読み始めだから印象に残るのか。まあ前者なんだろうけど私の場合は多分後者もある。

 

 

学友のかたれる恋はみな淡し遠く春雷の鳴る空のした

啞蝉が砂にしびれて死ぬ夕べ告げ得ぬ愛にくちびる渇く

若き手を大地につきて喘ぐとき弑逆の暗き眼は育ちたり

すべて春日井健「未青年」より。

 

私「春雷」の概念好きなんですよね。俳句にも春雷を詠んだ有名な句ありましたよね。

実際春雷ってあんまり出会った記憶ないんだけど、春雷のイメージ、暗い曇天と生ぬるい風!薄暗い日に浮かび上がる学友の顔、逆光、雨が降りそうな湿った空気を私はこの歌から感じた。光景だけじゃなくて音と匂いと温度と湿度も感じられる作品ってサイコーです。

 

あと「砂にしびれて死ぬ」←天才。晩夏、寿命が来て砂利の上にひっくり返って死を迎えようとしてる蝉の足が細かく痙攣してるところでしょうね。それを「啞蝉が砂にしびれて死ぬ夕べ」て………これが「歌人」の眼と表現。

 

若き手を〜の歌はなんか、父殺しかな。父殺しの概念好きなんです。どこか神話的な印象も受けた。オイディプス王

春日井健の歌ってそこまで読んだことあるわけじゃない(この歌集もまだごく最初のほうしか読んでない)けど、ギリシャ神話的イメージを抱いている。神自体というか、その神の彫刻、トルソー。でもデッサン用のやつみたいにつるんとしてるわけじゃなくて妙な生々しさもある。汗臭さとまではいかないけど。あんまり女性的、男性的という表現は使うべきでないんだろうけど、とても男性的な作風だなと思う。男性的、女性的に代わる表現を早く見つけたい。

そういう点で三島由紀夫っぽいな〜と初めて読んだときは思ったんだけど実際三島由紀夫も春日井健の歌好きらしい。

 

 

 

 唇は濡れた やがて僕の手は乾いた さよなら 女は僕とすれちがって出ていった ドアの外へ ひとりの背の高い男が雨に濡れながら僕を待っている 生きるためにか死ぬためにか ドアを隔てて僕らは弾丸を装塡する

田村隆一「秋」)

 

 息を殺せ 無声音を用いて語れ……愛は性器と死者との不協和音による黄昏のごとき表象なのだ 雨の日の彼女は美しい

田村隆一「声」)

 

ともに『四千の日と夜』より。田村隆一って私が好きと言える数少ない詩人の一人なんですが、言ってることはほとんど理解できないけどその言葉の奥の方にある感情、感覚、そういうものをかろうじて拾い上げられて、好き。そういう言葉の奥にあるものの伝達を可能にするのも言葉のみで、その言葉の羅列がね…美しい…のかはわからないけど私は好きです。私の頭の中のどっかと波長が合います。詩って小説に比べて非常に感覚的で抽象的なので「わからん」と言われがちなのはまあ当然のことだと思う(私も実際ぜんぜんわからん詩人がほとんど)けど、その分自分に合った詩や詩人を見つけられたときは嬉しいね。

 

 

数年ぶりに会う友と遊んだ

せっかく引っ越したのでいろんな人と遊ぶ予定を入れている。今日はその一人目で高校時代の友人。

 

新橋のビルの中にある喫茶店(だったけどスナック感が強かった)に行って焼麺?というのを食べた。この喫茶店のオリジナル料理?

めちゃくちゃ量多く見えるがジンギスカン鍋に盛ってあるので量は普通に一人前。焼いた蕎麦をざるそばみたいにつゆにつけて食べた。変わった料理だった。美味しかった。


f:id:synr777:20230115222125j:image

お店の人がスゲ〜優しくて気さくにいろいろ話しかけてもらって、山口?のお土産だというういろうまでなぜかもらってしまった。出るときはぜひまた来てね〜とにこやかに言ってもらえて嬉しかった。人情に触れた。

 

 

ミニチュアが好きなのでスモールワールズに行った。ゆりかもめに揺られてビックサイトを眺めたり海を眺めたりした。

 

ミニチュア、思ってたより大満足だった。


f:id:synr777:20230115221839j:image


f:id:synr777:20230115221927j:image


f:id:synr777:20230115222740j:image

 

会場が結構広い!! 特にJALがスポンサーの?関西空港を再現したデカデカミニチュアがとてもよかった。スモールワールズでは「時の流れ」があって昼になったり夜になったりするんだけど、空港のとこでは朝焼けや夜景もスクリーンに映し出されて再現されて、それをバックに飛行機が離陸したり着陸したりするんですね〜〜・・・・・・・どれも気が遠くなるくらい作り込まれていて圧倒された。

 

あと休憩スペースが豊富だったのもポイント高い。土曜に行ったからそれなりに人はいたけどまだ十分にふかふかソファーが余ってた。あとそれなり人がいたといっても混んでる!!というレベルではない。息苦しくはないが物寂しくもならない、ちょうどいいくらいの塩梅。

 

エヴァンゲリオンのコーナーとかセーラームーンのコーナーもあった。どっちも未履修だったけどミニチュアとして普通に楽しめた。でも作中のシーンとか再現してるっぽいところがたくさんあって、作品知ってたらもっと楽しめたと思う。

 

 

 

今日は美容院に行き、最寄りの図書館に利用者カードを作りに行った。図書館大好き‼️‼️

結構こぢんまりしたところだったけど、その分人が少なくて静かでよかった。あと小説が割と充実してそうだった!文庫本で借りられるの、うれし〜。めちゃくちゃ本読んだろ🎶

 

今は宮本輝の『青が散る』って本読んでる。人からもらったやつ。多分自分じゃ買う機会なかっただろうなという本だけど、読み進めるとなかなかおもしろい。

最初の方読んだ印象では、大学生の自堕落な情熱みたいなものが語られる、筋の上での起伏はあんまりない、雰囲気を楽しむ小説かな〜という感じだった。今上巻の最後の方まで読んだけど、そういう雰囲気だけの小説じゃないと思った。哲学がある。テニスの話おもしろいな。一人ひとりのキャラクターも奥行きと温度がある。

ジェンダー感は古く(舞台になってる時代当時の価値観を再現してるのかもしれないけど)、「女の勉強」ってなんだよ💢勉強に男も女もあるかい💢と思ったりもしたが、トータルで見ると結構おもしろいです。下巻まで読み終わったらまたちゃんと感想書きたい。